東洋医学とのコラボ

コロナはひとまず終わったけれども、この3年間で我々はひどく傷つきました。
日本の経済的失墜がいよいよ明らかになり、コロナ不況で失業して生活保護に転落した人も少なくない(経済へのダメージ)。
コロナを心底恐れてワクチン接種に飛びついた人がいる一方で、「いや、コロナはそれほど恐れるものではない。ワクチンも不要だ」と周囲の人の説得に努めたものの、理解されるどころかキチガイ扱いされた人もいる。つまり、コロナ(あるいはコロナワクチン)に対してどのように考えるかで、我々は分断、二極化されてしまった(人間関係へのダメージ)。また、接種者からのシェディングの存在は、未接種者と接種者の分断を一層強固なものにしてしまった。
コロナにかかってその後遺症に悩む人や、ワクチンの後遺症に苦しむ人もいる(身体へのダメージ)。
そう、コロナは、我々の経済、人間関係、身体など、多くのものにダメージを与えました。しかし我々は、いつまでも傷ついてばかりはいられない。いつかは前を向いて、ダメージの修復に向けて歩み始めないといけない。

アフターコロナにおいて、僕がやるべきことは何か?医者として、コロナやワクチンの後遺症に悩む人に対して、少しでも助けになれればと考えている。
すでに、これまで栄養的なアプローチ(食事改善やサプリなど)で取り組んできたのだけれども、正直なところ、それだけではバッチリ改善とはいかないことも多い。僕の臨床に取り入れられる有効な治療法はないか、常に情報アンテナを張ってるのだけれど、そんなとき、「一緒にコラボして治療に当たりませんか?」というお声がけをいただいた。それも、ほぼ同時期に二人から。

ひとりは鵜川さんです。
鵜川さんはこれまで全国各地を一緒に講演で回ってきた、いわば僕の「戦友」です。その鵜川さんが、「コロナ後遺症(あるいはワクチン後遺症)の治療に本気で取り組みたい」とのことで、僕とコラボしてやっていくことになりました。

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https://detox-section2023.peatix.com/

8月17日、当院の入居するビル(タイムスビル)の6階で鵜川さんとトークイベントを行います(この6階に鵜川さんの店舗(タイ王室マッサージ『バーン・ハナ』)が入居することになります)。
僕はこの3年間講演を数えきれないくらいしてきたおかげで、人前で話すことはずいぶん慣れました。でも僕はいつも、スライドを準備して、それをみなさんの前で話すスタイルでした。それはいわば、芸人のフリップ芸のようなものです。スライドという”ネタ”があるからこそ僕はしゃべることができるわけです。でも今回は手ぶらのフリートークということで、この手のしゃべりは全く自信はありません。ひょっとしたら大惨事になるかもしれません(笑)その点、鵜川さんは強いよ。どこの講演会でも何も持たず、ただ、胸の中にあるものだけをお客さんに語りかけてきた人だから。芯のある人だけができるしゃべりです。人間が未熟な僕にはこういうスタイルはなかなかマネできないんです。
僕が爆死するところを見たい方など、興味のある方はお越しください。

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https://www.facebook.com/mikito.takenaka

もうひとり、僕にコラボを持ちかけてくれたのは竹中さんです。
竹中さんは三宮で妊活専門の鍼灸院を開業している人で、以前の記事でも紹介しました。

この記事にあるように、僕が持てる限りの知識を尽くしてもなお満足のいく治療成果が得られない難しい患者を、竹中さんに紹介することがあって、そんなときに竹中さんはしっかりと結果を出してくれます。僕の中で内心密かに「困ったときの竹中さん」として最後の砦になっています(笑)
栄養の改善とかサプリとかでパッとしない人が、鍼や灸で劇的に改善する。そういう事例をいくつか見て、僕は感嘆の声をあげました。「東洋医学、やっぱりすごいな」と。鍼とか灸は完全に職人技の世界で、長年の修練のたまものだから、僕にはマネできない。すごい技術を持った竹中さんから「一緒にやりませんか」と。これほど光栄なこともありません。

竹中さんは、酒に強いにもかかわらず、今年の初めからずっと禁酒している。その理由は「残りの人生を考えると、酔っ払って過ごす時間がもったいないから」。
竹中さんを動かす思いは「自分を使い切りたい」ということです。
鍼灸治療院を開設以来12年で、すでに3000人の赤ちゃんの誕生に携わってきた。しかし、もっと多くの赤ちゃんをこの世に導きたいと考えている。具体的には「2万人の孫を作る」ということを目標に掲げている。
しかし、竹中さん、これまで妊活専門でやってきたところ、僕と出会ったことで、「私の治療家ごころに火がついてしまいました」と語っている。
「妊活はもちろん大事です。しかし中村先生から紹介された患者が私の施術で回復していく姿を見て、私自身も思うところがありました。「自分の治療で救える人は妊活以外にももたくさんいるだろう」と。たとえば、コロナやコロナワクチンに由来する不調に悩む人も救えるのではないかと。特に中村先生とコラボすれば、相乗効果で救える人も増えるはずです。
「2万人の孫を作る」ことはぶれずに継続しますが、一方で自分ひとりだけでできることの限界も感じています。大きな夢の実現のためには、後継者の育成が必要だと考えるようになりました。
このたび、ナカムラクリニックの入居するビルの3階に、分院を開業することになりました。そこで後継者に私の持てる技術を惜しみなく伝えたい。鍼灸の施術法、自律神経調整法などを伝えたい。そしてその人たちと共通の夢に向かっていきたい。最近そんなふうに思っています」

そこで、以下、【求人】です。
【職種】鍼灸師(はり師でもOK)ただしコロナワクチン未接種者に限る
【勤務地】神戸市中央区(三宮および元町)。元町は10月より開院予定。
レギュラースタッフ・パートスタッフ、勤務時間、勤務日数は応相談。
性別、年齢、経験は不問。
【給料】21万円~
別途手当あり。社会保険、厚生年金、雇用保険完備
パートは1300円~
交通費全額支給。詳細は応相談。


さらに、張雲さんも当院に出張サービスで来てくれると言ってくれています。張雲さんのことについては、以前に記事で紹介した。

当時は「張雲」という名前でツイッターをしていたため、僕も「張雲さん」と呼んでいたが、今は本名で活動している。

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奥中さんは施術の際に気を使います。「気遣いができる人」という意味ではなくて(実際気遣いのできる人ではありますが(笑))、病的な場所に「気」を送ることで症状を緩和させるような治療をします。
施術を受けてみれば分かりますが、確実に寝落ちします(笑)僕は今まで奥中さんの施術を10回以上は受けていますが、寝なかったことがありません。別に寝ることが目的で施術を受けているわけではないのだけれど、気持ちよすぎる結果、寝てしまう感じです。
自分の整体庵を奈良に構えているんだけど、神戸に出張で来てくれるということなので、ご希望の方はぜひお知らせください。

鵜川さんのタイ王室マッサージ、竹中さんの鍼灸、奥中さんの気を使う整体。どんな病気でも治ってしまうんじゃないかというラインナップで、心強いことこの上ない。
これは個人的な考えだけど、人間には肉体の年齢があるのは当然として、同時に魂の年齢というのがある。これは、いわゆる精神年齢というのとは違って、もっとスピリチュアルっぽい意味合いです。たとえば僕は、生まれ変わりという現象は実在すると思っている。人間死んで終わり、なわけがないと思っている。そして、誰しもこの世に生まれる前、前世があって、死んで、またもう一度、この世に戻ってくる。「この世は魂の修行の場」で、この場数をどれほどこなしているか、どれほど魂が磨かれたか。それが魂の年齢です。別に宗教ではないよ。単なる思想であり仮説です。で、この「魂の年齢」的にこの3人、鵜川さん、竹中さん、奥中さんを見ると、とんでもなく老けています(笑)3人とも「この世はもう52回目」とか、余裕で4桁年齢いってるぐらいに成熟してます(笑)
以前もどこかに書いたけど、僕がコロナ禍で得た最大の収穫は、人とのつながりです。
こういう人たちと出会えて僕は幸せです。出会っただけではなくて「一緒に多くの人を救おう」とコラボできるなんて、こんなに光栄なことはない。
アフターコロナの時代、僕にも本気で取り組む目標ができました。

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