去年の6月、小林よしのり氏主催のトークライブ『オドレら正気か?』のなかで、井上正康先生と宮沢孝幸先生がコロナの感染経路をめぐって大ゲンカする一幕があった。糞便由来の接触感染を主張する井上先生に対して、空気感染あるいはエアロゾル感染を主張する宮沢先生が真っ向から反論する構図で、以下の動画で見れます。
https://www.nicovideo.jp/watch/so40581232
64分あたりから議論が始まります。
冷静に淡々と意見を言う井上先生と、感情的な宮沢先生の対比がおもしろい。ただ、この場合の「おもしろい」というのは、あくまでプロレス的ショーを見るのと同じ意味のおもしろさであって、残念ながら宮沢先生は科学者の態度ではないですね。議論としてはまったく嚙み合っていないので。
この一件以後、小林よしのり氏は宮沢先生に愛想を尽かして、トークイベントに宮沢先生を呼ぶことはなくなりました。
当時この動画を見て、僕は「議論としては感情的になった宮沢先生の負け。しかし科学的に正しいのは宮沢先生」だと思っていました。つまり、「糞便由来の接触感染で世界的パンデミックが起こるなんてあり得ない。エアロゾル感染のほうが正しい」と。
しかし最近になって(もうすぐ5類に格下げになってコロナも終わろうかという最近になって)、井上先生のほうが正しかったのではないか、と思うようになりました。
それは僕の現場感覚です。何人かの患者を診ているうちに、トイレを媒介としてシェディング被害を受けている症例が多いことに気が付きました。
コロナ感染とシェディング被害はまた別物かもしれませんが、共通するものもあろうかと思います。以下に患者の声を紹介します。
60代女性
「娘はある企業に勤めているのですが、アメリカの現地法人で働くことになって、ビザをとらないといけない。それでワクチンを打ちました。もちろん止めましたよ。いろんなブログとか見せて、ワクチンの危険性を伝えました。でも言い出したら聞かない。バリバリの会社人間なんです。娘の旦那さんも打ちましたし、2人の子供(私から見たら孫ですね)まで打ちました。孫は7歳と2歳です。ショックでした。あんな小さな子に打つなんて。私の言葉は娘の耳にまったく届いていないんだと思い知らされました。
去年5月の連休に娘家族が我が家に来たとき、私のお尻から内ももにかけてひどい湿疹が出ました。ちょうど、トイレの便座の形に湿疹が出たので「あ、ひょっとして」と思いました。私、便秘がちでトイレはかなり長いほうなんですが、便座に付着していた何かが私の皮膚についてシェディングを受けたのかなと。彼らが滞在していたのは1週間ほどで、その間、きつかった。娘家族が来てくれることはもちろんうれしい。それでも、体が悲鳴をあげてしまって。
年末にも娘家族が我が家に来て、1週間ほど過ごしました。やはり、内ももなどに皮膚症状が出ました。風呂は先に入るようにしたり、便座をこまめに消毒するよう意識したおかげで以前よりはマシでしたが」
50代男性
「料理人をしています。鼻と舌には自信がありますよ。人気のレストランに行って、そこの一番人気の料理を食べて、さて、自分の店でその味を再現する。そういうこともできます。
先生、シェディングは間違いなくありますよ。あれをいまだに迷信扱いする人がいますが、ひどい話ですね。あるものはあるんです。私の場合、皮膚と胃腸に症状が出ます。
夫婦二人暮らしですが、少し前まで弟が4か月間、同居していました。そこから体調がてきめんにおかしくなりました。弟が私の右にいると、私の右側にだけぶつぶつができます。帯状疱疹もできました。これは体の右側に限りません。あと、同居してるので、当然トイレをシェアする形になりますが、弟が使った後のトイレ、うんこのにおいがひどいんです。どういえばいいのかな、ケミカルな悪臭って感じです。一応換気扇はあるのですが、大して機能していません。シェディングはトイレで起こったんじゃないか、と思っています。妻もひどい不正出血になりました。
弟は3回打っています。同居を始めたのは、3回目接種から3,4か月経った頃でしたが、スパイクタンパクはずっと出続けるみたいです。
さらに、弟と同居をし始めてから3週間ほど経って、私のうんこまでケミカルな悪臭がするようになりました。うつったんです。弟の何かが私の中に。においとしては、弟の10分の1程度です。それでも、確かに私の便臭が変化しました。私、においに敏感ですから、そういうの分かるんです。
恐らく接種者の便は最悪の生物兵器ですよ。汚水処理場は大変だと思う。これをそれなりに処理して環境中に放出しているでしょうけど、本当に無害化できてるんですかね?私は疑わしく思っています。
弟からのシェディングを食らって以後、だれかれ構わずシェディングを受けるようになってしまいました。それまでシェディングなんてまったく他人事だったのですが、スイッチが入ったというのか、すごく敏感になってしまったんです。先日母親が亡くなったとき、葬式で家族一同が集まったのですが、みんな打っているので大変でした。4回5回打った人は本当にきついです。
胃腸症状は今もあります。胃が動いていない感じがします。十二指腸とか胆嚢が反応していないような。背中が萎縮して、胃に不快感があって。あと肛門の周りの筋肉にも違和感があります。
よく酒がシェディングにいい、コロナにいいって言う人がいますが、あれは嘘だと思う。シェディング対策として、酒を飲んでたときがありますが、まったく効きません。ただ、タバコが効くというのはあり得ると思っています。あくまで私の体感ですが」
40代女性
「地元は全国有数の温泉街です。○○温泉、先生も行ったことありますか?ない?じゃ、行かないほうがいいですよ(笑)風呂でシェディングをもらうなんて、私も信じてなかったけど、あれ本当ですよ。
シェディングという現象があるんだと、知識としては知っていました。知っていたから、接種者との接触を避けていました。美容院とかマッサージとか。打ってない人のところを選んで行っていました。ただ去年12月、すごく寒いときに、温泉が恋しくなった。シェディングが怖くて躊躇があったけど『朝の早い時間なら大丈夫だろう』って自分に言い訳して、○○温泉に行きました。歩いて10分で行ける距離なので。
風呂から上がってすぐに猛烈なかゆみが襲ってきました。コロナ前、その温泉にはしょっちゅう行ってたけど、こんなかゆみを感じたことなんてなかった。かゆみに耐えられなくて、結局家に帰って、マグネシウム入れた風呂に入って、重曹やクエン酸飲んだり、アーユルヴェーダ的なケアをしたり、どうにかこうにか治まったけど、この一件以後、皮膚が過敏になってしまって、急にかゆみに襲われるようになりました。たとえば午前中、ふと猛烈に体がかゆくなって。1時間ほどぼりぼり掻いていると治まるけど、またかゆくなったり。今日は11時頃かゆくて、今は落ち着いています。
困っています。こういうかゆみがあると、仕事に行くにも差し支えるので」
50代女性
「私は未接種です。でもパートナーが仕事柄どうしても打たないといけなくて、4回打ちました。で、彼がワクチンを打った頃から、私の体調が悪くなりました。急激に、ものすごく。
朝起きて、立ち上がったときに、突然、下半身の関節が固くなってて、すぐには歩けない。足首や膝の関節がおかしいんです。いきなり80歳のおばあちゃんになったみたいな。
階段を降りるのも怖くて、足に力が入らなくて、手すりを持って降ります。あと、抜け毛が増えました。
順番があります。2021年12月に首や肩が動きにくくなって、五十肩かなと思って、ヨガとかストレッチで自分なりにケアしていましたが、首のリンパが明らかに腫れてきて、どうにもならなくて仕方なく病院に行ったら、リンパ節炎があると。診断名としては菊池病(組織球性壊死性リンパ節炎)だと言われました。
さらに2022年10月、彼からコロナがうつりました。そのときは彼、3回目を打った後でした。この頃から本格的に抜け毛が増えてきました。カツラがいるほど薄くなりました。
彼は4回打ったけど、元気です。特に不調はありません。シェディングのことを伝えましたが、半信半疑って感じです。
一緒に住んでるわけではなくて、週3回くらい不定期に会っています。ただ、最近は距離を置き始めました。シェディングで身が持たないからです。
先生のブログは読んでいました。だから、シェディングのことは一応知識としてはあったのですが、それでも、まさか自分が、という思いでした。
彼のことは好きです。体の相性や性格も合うし、人間としてもリスペクトできる人です。それでも、率直に言いますが、セックスのあと確実に体調が悪くなります。関節が固くなって、体が死んだように重くなる。
シェディングのことさえなければ、すぐにでも一緒になりたいと思える人なのですが」