noteの検索制限

僕自身、うすうす気付いていたのだけれど、最近人から指摘されて「やっぱりそうか」と確信を深めたことがあって、それは何かというと、僕の記事は、検索してもヒットしない仕様になっているようなんですね。
グーグルで検索順位の恣意的操作が行われていたり、YouTube(グーグルの傘下)やフェイスブックでもワクチン関係の情報発信はいまだに検閲が入ることは、皆さんご存知でしょう。
僕がここで言っている「検索」というのは、noteでの検索です。

noteのHPを見れば、画面右上に検索ウィンドウがありますね。そこで、たとえば、何でもいいけど、「そうだ、昔ナカムラクリニックのnoteで麹のことを推してたな。あの記事を改めてもう一回読んでみたい」と思って、『ナカムラクリニック 麹』とでも検索したとする。どうぞ、試しにやってみてください。
ナカムラクリニック 麹 」に一致する記事は存在しません
と出ます。
麹に関する記事はけっこうたくさん書いてる。僕のnoteはコロナがきっかけでバズったから、コロナ前に書いた記事はコロナ後の記事ほど読まれてないけれど、それでも数百くらいは『いいね』が付いている。それなのに、「記事が存在しません」ということは、何らかの恣意的な操作が行われていると思う。これは必ずしも当て推量というわけではありません。
以前、noteを有料化しようと思っていたことがあった。

この記事を見たある有志の方が僕に連絡をくれて、「先生の情報発信は一部の人に限定されるべきではありません。多くの人に知られるべきです。金銭的なサポートなら私がします」なんと、僕のパトロンになってくれるという。正確には、僕への資金援助というか、ワクチン遺族や被害者のために活動する駆け込み寺への援助なんだけれども、僕の情報を高く買ってくれているからこそのオファーであって、こんなに光栄なことはない。謹んで援助をお受けし、有料化を見送ることにした。
ただ、このオファーをいただく前は有料化する気まんまんで、こんなふうにnoteに有料化のマガジン申請をしていた。

このすぐ後に、先の有志の方の申し出があったため、その時点で有料化をやめることは決めたのだけれど、その後、note社から「定期購読マガジンの申請は拒否する」旨の返信があった。
自分としては、すでに有料化するつもりはない。ただ、「しない」と「できない」は違う。なぜ「できない」のか?note社に納得のいく説明を求めたが、要領を得なかった。

要するに、僕は目をつけられているんですね。問題児扱いですよ。
note社は、ワクチンに関するスタンスを明確に表明している。

noteにおける反ワクチン記事の方針について|深津 貴之 (fladdict)
noteが運営方針として、反ワクチン記事などをどう扱っていくかについて。先日、TwitterとFacebookが、SNS上での反ワクチン言論への対策を始めました。これは、米国におけるはしかの再流行騒動に対応しての流れだと思われます。Twitter、反ワクチン対策実施へ。キーワード検索で厚生労働省の予防接種情報ページを案...

note社の代表がはっきりと「自分を含めnoteチームの結構なメンバーが、私的にはワクチン啓蒙運動を応援しています」と言っている。
コロナ以前に書かれたものだけど、コロナワクチンに対しても同じような意見を持っているようだ。

社としてコロナワクチンを推進している。そういう会社なんですね。

さぞ僕の情報発信はうっとうしかったことだろう。本音としては「よそでやってくれ。うちのプラットフォームでワクチンデマの宣伝はやめてくれ」と言いたかったんじゃないかな。

ワクチン接種がバンバン進んで、結果、無数の悲劇が起こっていることについて、note社として今どう思うのか、聞いてみたい気もするけど、まぁ別にそこはいい。
ひとまずコロナも終わるんだから、変に攻撃的になっても仕方ない。むしろ、今までアカウント削除とか露骨な言論統制をされなかっただけマシだったと感謝すべきかもしれない。YouTubeとか、遠慮なくアカウントごとごっそり削除するわけだから、それに比べれば、検索してもヒットしない程度の検閲は、全然可愛いものだろう。

しかしこれからどうなるかは分からない。

ブラジルではワクチン接種を拒否することは公衆衛生に対する重大な脅威であり、犯罪ということになった。当然、ワクチン忌避を助長するような情報発信者およびそのプラットフォーマーにも一定の責任が問われる可能性がある。
もちろんこれはブラジルの話だけれども、日本でこうならないとは限らない。というか、CDC(ワクチン会社)の支部が日本にできるくらいだから、今後当局が日本人にバンバンワクチンを打ちたいことは明らかで、そうなれば、ブラジルと同じような道をたどる可能性は高い。
noteはワクチン推進を堂々と表看板にかかげるプラットフォームなのだから、僕のような情報発信者のアカウントをいきなり削除する。そういうことがあっても不思議じゃないと思うんですね。

ある人からのメッセージ。
「中村篤史先生へ
先生のブログをいつも楽しみに読ませて頂いています。私は○○高等学校で数学を教えている○○と申します。以前先生が○○県にいらした際には、お姿を拝見いたしました。(中略)
私は、先生のブログはとても価値のある情報源だと私は考えています。しかしながら、noteの運営から不当な圧力を受けており、記事の検索が出来ない状況になっております。私が推察するに、サーチエンジンの巡回も拒否するように設定されていると思われます。従って、Googleで検索しても先生のブログがなかなか出てこないのです。
そこで、私からご提案なのですが、独自でサーバーを借りて、そこで記事の発信を行って頂くわけにはいかないでしょうか?
そうすれば、もっと多くの人が先生の記事を目にすることになると思います。私は、そのお手伝いがしたいのです。
私は、情報関係に比較的強いと自負しておりまして、受け持っている○○部の県組織や、○○のホームページを管理しています。また、自分の趣味の情報も発信しています。
参考までに、私が管理しているサイトのアドレスも載せておきます。
(略)
これらのホームページは、レンタルサーバーを借りて運営しているため、多少お金はかかりますが、検閲が入ることもなく、自由に情報発信が出来ます。
先生がこれまでnoteに書かれた過去の記事も、借りたサーバーにそのまま引っ越しが出来るようです。もちろん、アドレスは変わってしまうのですが。
もし、技術的な問題でとか、時間的な問題でという事でしたら、私が軌道に乗るまで出来る限りのサポートをします。
今の日本に必要なのは、正しい情報です。それがnoteの運営の圧力で広まらない事については、忸怩たる思いを持っています。
と、大きなことを書きましたが、先生の過去の記事を検索したいのに出来ないのが本当に悔しいのです。あれ、いつだったかあんなこと書いてたな・・・と思っても読み返せないのです。
中村先生、ご検討よろしくお願い致します。」

まず、こういうふうにサポートを申し出てくれる、その気持ちがうれしいじゃないか。
そして、僕もこの人と同じ不便を感じている。自分の過去記事を検索したいことがあって、しかし書いた僕自身でも「あの記事、いつ書いたっけな?」と途方に暮れることがある。noteで情報発信して3年。膨大な量の情報のなかから、欲しい記事をしらみつぶしに探すわけにはいかない。
辞書はスマートに引けないと意味がない。すぐに引き出せない情報ってほぼ無意味なんですよね。
上記のメッセージをいただいた方のお世話になるつもりです。noteよりもベターなプラットフォームがあれば移行してもいいと思っている。
ちょうどコロナも終わることだし、ひとつの大きな区切りとして、いい機会かなと。

 

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