クリーニングに気を付けて

こんなメッセージが届いた。
「毎日ブログを拝読しています。私は某県某市で家族経営のクリーニング店を経営しています。もう50年以上この仕事をしていますが、最近水洗い中の衣類から独特のにおいがするときがあります。これが昨今世間でよく言われるシェディングのにおいなのかもしれません。
ワクチン接種者の体からワクチン成分が汗を通じて漏れ出てくるのは当然だと思いますが、水で洗えば汗は一応はきれいになります。問題はドライクリーニングです。
ドライクリーニングは水ではなく溶剤を使用して洗います。油性の汚れはよく落ちますが、実は汗汚れはほぼまったく落ちません。さらに、洗った液をフィルターで濾過して再使用したり液の管理が悪いと、酸化して他人の皮脂の腐ったにおいが発生します。要するに不衛生なのです。
同じ環境衛生業でも浴場業については、湯の衛生管理は保健所によって法令で決められています(先日九州でこの件で自殺された経営者がいました)。

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クリーニングも保健所の管轄ですが、洗濯液の法的規制は一切ありません。
今後、ワクチンの後遺症やシェディングを考えると、よほど気を付けてクリーニング店を選ばないと、知らないうちにシェディングの影響を受けると思います。
まず、自分で洗えるものは自分で水洗いすることが自己防衛です。
クリーニング店に出さざるを得ないものは、「水で洗ってもらえますか」
と聞くべきです。現実には、たとえばウールの背広を水で洗える技術を持ったクリーニング店は稀です。
一応プロの立場から提言させていただきました」

ドライクリーニングでは汗汚れはまったく落ちないという指摘はなかなか衝撃的です。洗浄液の再使用により他人の腐った皮脂のにおいがするとか、シェディングよりやばいんじゃないですか?(笑)

というか、そもそもドライクリーニングとは何なのか?
水を使わずに油由来の特殊な溶剤を使って衣類を洗う洗浄方法で、カシミヤ、ウール、ファーなど、水で洗うと型崩れしたり縮んだりする衣類の洗濯に使います。
洗浄の溶剤としては、主にパークロロエチレン(テトラクロロエチレン)が用いられる。しかしこれ、排出規制のある指定有害物質です。

結婚適齢期の女性は、クリーニング屋で働いちゃダメですよ。

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妊娠する3か月前あるいは妊娠中にパークロロエチレンに曝露すると、流産する確率が高くなってしまう

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「子供は欲しくない」とか妊娠するつもりがない女性は大丈夫かというと、全然そうじゃない。クリーニング屋で働く女性は月経異常(無月経、過多月経、PMSなど)を発症する確率が高くなる

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クリーニング屋で働くことが女性にとってリスクだとして、じゃ、男性は気にしなくていいかというと、やはり、そうではない。テトラクロロエチレンへの曝露により膀胱癌のリスクが上がります

うちの妻はクリーニングが好きなので(自分で洗濯するのがめんどくさいので)、クリーニング屋を大いに使っています。
クリーニングのリスクについて、僕も知らないわけではなかったから、「自分で洗濯したほうがいいよ」とかこれまでも何度か言ってきました。でもそのたびに「洗濯の大変さも知らないくせに!」とか急に不機嫌になって攻撃してくるので、あまりそういうアドバイスができません。
患者は僕の言うことを素直に聞いてくれるけど、最も身近な妻には僕の言葉は届かないという(笑)

以下、告知です。

当院の併設サロンとして、タイ王室マッサージ『バーン・ハナ』がオープンします。そこのオープニングスタッフを募集しています。

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https://nakamura-clinic.hp.peraichi.com/openingstuff?fbclid=IwAR3iiuLu6MEzfS1kudfIPb4e47fOLAqu2osOiYqMKIFI4AKVK8ev2liM2y4

官足法やタイ式マッサージなどさまざまな整体の手技を学んでみませんか?
これは症状をごまかすだけの対症療法ではありません。真の健康を取り戻す根本的なアプローチです。
不調に悩む人が笑顔になるのをサポートするのは、きっとやりがいがありますよ。

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6月25日名古屋でCBDオイルのセミナーがあります。医療関係者だけではなく、一般の人もご参加いただけます。
僕も演者として話しますので、興味のある方はお越しください。

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https://www.fnn.jp/articles/-/526076

ちなみに、CBDオイルは今後数年、かなり熱いテーマになると予想しています。というのは、大麻取締法が75年ぶりに改正される動きがあるからです。
これによって、医療用大麻が合法化されます。すでに聖マリで大麻成分の抗てんかん薬(エピディオレックス)の治験が進行中で、恐らく認可されます。認可されれば、ろくに効かない既存薬を一気に駆逐する可能性さえあると期待しています。
大麻の利用について、日本はこれまで部位規制だった。大麻の種は、麻の実として七味唐辛子を構成する七つの味のうちの一つとして欠かせないし、大麻の茎の線維は伝統工芸品とか神事に欠かせない。だから、「種と茎はオッケー。でも花、葉、根はダメ」というバカげたルールだった。しかし、この部位規制から成分規制に変えていこうというのが、今回の法改正の目玉のひとつ。
成分規制として、THCという酩酊成分がけしからんということだけれども、これをどうするか。今厚労省でまさにこの点が議論されています。
世界的な潮流から見て、THCゼロは現実的じゃない。アメリカは0.3%まで認可されている。タイやEUは0.2%。日本はどうなるか。アメリカに準じて0.3%か、あるいは0.2%以下か。
この秋には法案を出して、来年1月の施行を目指しているというから、もうすぐ大きな動きがあると思う。CBDなどの大麻製剤が市民権を得る時代が来そうだ。

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7月2日四日市市で、ハンセン病に対する差別をテーマにしたドキュメンタリー映画『一人になる』の上映会が行われます。僕もお話する予定です。興味のある方はお越しください。

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7月3日、お茶の水クリスチャンセンターで僕の講演会があります。僕の妻はクリスチャンで、その縁でお声がかかりました。
誤解のないように言っておきますが、僕はキリスト教徒ではありません(特に信仰する宗教はありません)。どちらかといと、妻に向かって「キリスト教なんて、あんな邪教、ろくなもんやないぞ」とおもしろ半分に(本気半分に)言ったりするぐらいです。
そんな感じなので、特にキリスト教徒の方でないと参加できないということはありません。博愛を実践している人たちが主催しているので、異教徒の方でも誰でも歓迎してくれます。興味のある方はお越しください。

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7月15日札幌で講演があります。栄養療法とコロナの2本立てで、zoomによる参加も可能とのこと。
実は去年に引き続き、2回目の北海道講演です。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nea3e7a5c6ba0
今年も高橋浩司先生にお声がけいただきました。
興味のある方はご参加ください。

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