チャーガ講演会

きのう三宮でチャーガについての講演会をやってきた。
世界一チャーガに詳しい男、油屋康さんをお招きして、話をしてもらった。油屋さんはちょうどソビエト崩壊の数か月前にソ連に留学し、そこで数年間を過ごした。つまり、旧ソ連が新生ロシアに生まれ変わるプロセスを目の当たりにした時代の生き証人でもある。チャーガの話がおもしろかったのはもちろん、ユダヤ問題についても言及されていて、非常におもしろかった。
そもそもロシア革命というのはユダヤ革命のことだったし、ソ連崩壊はロシア人とユダヤ人の民族闘争が原因だった。高校のとき、社会科の授業で世界史を勉強したけれど、ユダヤ問題についてはほとんど触れることがなかった。ユダヤ教徒のキリスト教徒に対するルサンチマンこそ世界史を背後で動かす原動力だったし、アシュケナージ系ユダヤ人がどのようにして今の金融世界を支配するに至ったか、ユダヤの歴史を学ぶことなしに何一つ理解できない。また、スファラディ系ユダヤ人について知ることは、日本人の何たるかを理解する上でも重要だろう。しかし、恐らくその重要性ゆえに、学校などでユダヤ問題が教えられることはない。結局本当に知るべき知識は僕らから遠ざけられているということだ。

本当に知るべきことが教えられていない、という意味では、チャーガの存在もそうだろう。チャーガは癌や神経難病などを含めほとんど万病に効く、と言いたいぐらいの薬用植物だが、一般的な知名度はほとんどない。
学校の授業でユダヤ問題の本質が教えられていないこともそうだが、このあたりは結局、構造の問題に帰着する。「本当のことを知られては困る」という人たちが、教育やマスメディアを牛耳っている。こういう構造がある限り、学校に何十年通っても、テレビを百年見続けても、この世界の本質を理解する情報は入って来ないだろう。
僕の主催する講演では、来てくれた参加者に、本物の知識に触れてもらいたい。ただ、講演をするとなると、スライド作りにかなりの手間がかかって、ブログの更新が滞る。日々発信したい情報は山のようにあるが、時間にも僕の体力にも限りがある。しかも最近はロンとツモの世話も忙しい。だから講演の頻度は極力減らしていきたいのだけれど(笑)

今回の講演で僕が話したのは、前半で、コロナワクチンの接種前と後で位相差顕微鏡でどのような変化が見られるかについて、後半で、チャーガの治療経験について。

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最近、韓国の医者がコロナワクチンの成分を顕微鏡で調べたところ、寄生虫のような微生物が確認されたという。たとえば上記の記事にこういう微生物の画像が示されている。

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僕にとっては見慣れたもので、一体何だろうと思っていたが、もともとのワクチンバイアルのなかに存在するという指摘が新鮮だった。たとえば、以下はワクチン接種後の30代男性の血液に見られたもの。

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50代男性にも見られた。

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ロバート・ヤング博士がこういう画像を紹介している。

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同様の物体を僕も確認している。

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ヤング博士によると、赤血球(白血球ではない)が異物を貪食して形態変化を起こし、ギザギザの歯車状になったものだという。
千島学説によると、すべての細胞は赤血球から生じる。そして、赤血球は腸で作られる。白血球も生殖細胞もすべて赤血球から生じるということだ。これは一般的な説(赤血球や白血球は骨髄前駆細胞から分化する。また、造血は骨で行われる)になじんだ人にとって、受け入れがたいことだろう。「核のない、つまりDNAを持たない赤血球から、核を持つ白血球ができるわけがない」「腸に造血能がある、などと学会で言えば、大恥をかくことになるだろう」と。
しかし最近、コロンビア大学の研究チームが腸で赤血球ができることを確認した。

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何ら新味はない。千島喜久雄がとっくの昔、半世紀以上前に指摘していたことである。現代科学は、50年の時を経てようやく千島博士の後ろ姿をとらえ始めたようだ

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ヤング博士は、ワクチン接種者の赤血球が金平糖のようなトゲトゲした形状になることを示している。

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僕もこれを確認した。しかし、僕に確認できなかったことも当然ある。たとえば、以下のような寄生虫(Trypanosoma cruzi)。

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血中にうごめくトリパノソーマを目にしていながら、認識できなかったのかもしれない。このあたりが顕微鏡の使い方に習熟してない僕の限界ということか。

さて、チャーガについて。ここ数年、チャーガに関する研究が年々増えている。

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癌や糖尿病への有効性はもはや明らかで、研究の主眼はその作用機序の解明に置かれている。

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たとえば、チャーガによってなぜ糖尿病が改善するのか?
チャーガの成分(IOPS)がAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)に作用するとインスリン感受性が増加する。また、IOPSはPI3K(フォスファチジルイノシトール3キナーゼ)に作用し、インスリン分泌が促進され、血糖値が低下する。
みたいな作用機序について講演会で延々説明しても、お客さんの受けはあまりよくありません(笑)
みんなが聞きたいのは、生化学の授業ではない。チャーガを飲むことでどんな病気にどんなふうに効いたのか、その体験談が聞きたいのだ
だから今回、多くの症例を供覧した。その一部を紹介しよう。

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悪性リンパ腫。
チャーガを服用して2か月で、腫瘍マーカーが改善。リンパ球割合が増えた(安保先生いわく「リンパ球は生命力そのもの」)。体感的には、寝汗が減って夜に熟睡できるようになった。

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食欲不振。
臨床現場で意外に対応に苦慮するのが、「やせ、食欲不振」である。逆の主訴「肥満、食べ過ぎてしまう」のほうがまだしも対応しやすい。
しかし食欲不振に対してはチャーガが好ましい効果をもたらす。

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アトピー性皮膚炎。
生後すぐからアトピー性皮膚炎で、ずっとステロイド軟膏を塗り続けてきた。結果、アトピー性皮膚炎というよりも、ステロイド皮膚炎というべき状態に陥った。やめれば悪化する。しかし、塗ったとしても、治るわけではない。ステロイドを使っている限り、根本的な治癒はあり得ない。「行くも地獄、進むも地獄」である。あるとき、脱ステロイドを決意した。しかしここからが本当の地獄だった。耐えがたい倦怠感のみならず、髪の毛がほとんど抜けた。女子中学生にとって、あまりにも酷な事態である。しかしステロイドには二度と手を出さないと決めていた。漢方、プロテイン、鉄剤など、様々な治療を試みるが、ぱっとしない。
2021年7月、チャーガを開始した。9月受診時、「古い皮膚がめくれ、下から新しいのができてきた。かゆみは明らかにマシになっている。皮膚がきれいになって、外に出ることが苦痛ではなくなった。今はおしゃれをすることが楽しい」
皮膚症状が内臓症状と決定的に違うのは、それが人生の質に直結する、ということである。胃腸が荒れていても、恋愛の妨げにはならない。しかし皮膚の荒れは、そうではない。荒れた肌は嫌でも人目につくし、何より自分自身がそういう肌の自分を愛せない。
この10代の女性はアトピーのために容姿の点で大変な苦痛を経験した。そして、皮膚症状が次第に改善していく喜びをも味わうことになった。こういう苦しみを知る人は、人に優しくなれる。今後人生がいい方向に開けていくだろう。

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拡張型心筋症。
医療もののドラマなら、バチスタ手術の適応になりそうな症例。しかし手術以外にできることがある。この人には大量の利尿薬が処方されていた。主治医としては、心臓のボリューム負荷をとるために処方しているのだろうが、僕としては利尿薬は極力使いたくない。使えば使うほど、ビタミンやミネラルが流れていくからだ。おしっこを出させるなら、利尿薬よりチャーガがいい。チャーガなら、利尿薬と同じ仕事を、副作用なくできる。

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強迫性障害。
当院初診は2020年5月。1年半以上当院に通っているわけで、僕としては申し訳なく思っていた。回復して通院の必要がなくなる、とならないといけない。
11月にチャーガを勧めて、12月の受診時。
「チャーガを初めて飲んだとき、頭に行った感じがした。体ではなく、頭に届いたような。今まで何を飲んでもこういうのは感じたことがない。強迫はなくなったわけではないけど、ずいぶんマシになりました。
食事量が増えて、便通がよくなった。慢性的に下痢っぽかったのが、いい感じの便が出ることが増えた。それと、眠りが深くなった。睡眠時間自体は変わらない。でも明らかに睡眠の質がよくなった。
血圧が高くなった。というか、これまで上が110とか、低いと100を切ることもあった。でも最近は安定して130くらい。このあたりが適正値なんだと思う。レイノー現象で手足が冷えることが多かったけど、最近は冷えがなくなってきた。
これまで先生に勧めてもらったサプリで、体感的に効いたと思うのは3つです。アサイゲルマニウムは関節痛と耳鳴りに効きました。あと、ささりん。血が巡る感じがします。最後、このアブチャーガです」

チャーガも打率10割ではない。効かなかったケースも紹介しよう。

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「精が強すぎるせいか、胸焼けする」
「便秘になるから飲めない」
「アイハーブで買ったけど、効果を感じない」

便通が劇的によくなる人がいる一方、逆に便通が悪くなる人も確かにいる。チャーガはキノコ、つまり真菌(カビ)だから、腸内細菌との相性がある。腸相次第では、必ずしもいい作用が出るとは限らないようだ。
あと、アイハーブでいろいろ売ってるけど、安かろう悪かろう、ということが多い。アブチャーガを絶対買うべきとは言わないけど、まぁこのへんは価値観の問題ですね。

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