ワイロ、集団免疫、英語

画像1

「ベラルーシ大統領の告発『IMFと世界銀行がワイロと引き換えにコロナ規制を強化するよう持ち掛けてきた』
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が先月、ベラルーシ通信社(BelTA)を通じ、世界銀行とIMFが大統領に9億4千万ドルのワイロ(“コロナ救済支援金”の名目で)を持ちかけてきた、と語った。
世界銀行とIMFは、その見返りとして、以下のことを要求した。
・厳重なロックダウンの実施
・マスクの着用強制
・厳格な外出制限
・警察国家となること
・経済の破壊
大統領はこの申し出を拒否し、自国民を守った」
https://www.newsbreak.com/news/2057113796136/belarusian-president-lukashenko-says-imf-offered-a-billion-usd-bribe-to-impose-covid-19-lockdown

陰謀論でも何でもなくて普通のニュースなんだけど、日本では報じられていないよね。
IMFとか世界銀行とか、なんとなく「国際的な問題を中立的に解消してくれそうなありがたい組織かな」という印象だけど、実際は全然そんなことない。各国政府に裏側からプレッシャーをかけて、自分たちの思う方向に世界を動かすための組織に過ぎない。
当然、日本の政治家にもプレッシャーをかけているだろう。お金で落ちる政治家なら簡単だけど、そうじゃない信念持った政治家には、身の危険を感じさせておどす。それでも落ちないなら、その政治家の家族の命も含めておどす。これでだいたい落ちる。信念を持った政治家は本当に大変だと思う。でもそういう信念を売ってしまえば、こんなにおいしい話はない。自分の身の安全は保証してくれるし豊富なワイロをもらえるんだから。

画像2

いろいろ指示があるんだろうね。

コロナをきっかけに、国際的な組織というのが全然信用ならないものだとわかったことは、コロナの数少ないメリットだった。上記のIMFも世界銀行もそうだけど、WHOも相当うさんくさい組織だね。

画像3

集団免疫(herd immunity)についてWHOの見解
画像の左側は2020年6月9日公表のもの。右側は2020年11月13日公表。
6月には「ワクチン接種や、その感染の既往により免疫が生ずることにより、集団免疫ができる」としていたが、11月には「集団免疫とは、ワクチンのために用いられる概念であり、ワクチンの閾値が達成されれば、集団をそのウイルスから守ることが可能となる。集団免疫はウイルスの予防によって達成されるのであって、ウイルスへの曝露によっては達成されない」と、記述が変わった。
6月の記述では、「ウイルスへの不顕性感染によって集団免疫が達成されれば、ワクチンは要らなくない?」というツッコミの余地を残すため、都合が悪かったのだろう。それで11月の書き換え版では、「集団免疫というのはワクチン用の概念だ」と医学用語の定義を変え、かつ、「ウイルスへの曝露では集団免疫は達成されない」とあえて強調した。
どういうことか、わかりますか?
とにかくワクチンを打て、ということです。大多数が不顕性感染(症状はないけど知らない間に罹患していて抗体もできてた)したからコロナワクチンは要らない、みたいな理屈は断じて認めないぞ、という当局の意気込みが感じられる。
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/herd-immunity-lockdowns-and-covid-19

ツイッターへの投稿はもうやめようって決めたんだけど、今でも情報閲覧用にときどきチェックしてるんだよね。それで、海外情報に触れながら、ツイッターを復活したい衝動に駆られるときがある。「なぜこんなにおもしろい情報が日本で広まってないんだろう」とか思うと、何だかもどかしさを感じる。
そもそも僕のツイートは海外情報の紹介がメインだった。フォロワー数が伸びた理由は、そこなんだよね。英語と日本語の情報落差を埋める隙間産業、みたいな笑
僕が抜ければ、僕みたいなことをやる人が出てくるかと思ったけど、意外に出ないんだよね。

みんな、英語は勉強しといたほうがいいよ。特に若い人。「これから同時通訳のAIとか出てくるから勉強しても意味ないよ」とか思うかもしれないけど、そういうソフトに頼らずに自分の目で読んで耳で聞いてすぐに理解できたほうが、やっぱり便利だから。
でも小児期からの英語教育に賛成かといえば、絶対反対。英語を勉強するのは中学生になってからでいい。僕もそうだった。子供のうちは英語よりも国語だよ。
以前のブログで書いたけど、バイリンガルを養成するような教育をすると、子供の論理能力が育たない。英語と日本語、剣を二本持たせるようなものだ。器用な二刀流使いよりも、一本の剣を懸命に振って成長した剣士のほうがいい。
ネイティブ並みにきれいな発音で内容空疎な言葉をしゃべるよりも、発音がデタラメでもしっかり実のある言葉をしゃべったほうが、外人には感心される。これは、みなさんの周囲を見回してもそうだろう。よくしゃべるけど「こいつ、何か軽いな」みたいな人がいる一方、あまりしゃべらないけどたまに話す言葉がドスッと重い人もいるでしょ。そういう人のほうが信用されるのは、日本も外国も同じ。LとRの発音の違いとか、マジでどうでもいいからね。
来院したある高校生に、英語を勉強しといた方がいいって勧めたら「あんな敵性語、勉強したくない」って言われて笑ったな。
そう、”なぜ英語なのか”を考えたら、全然必然性なんてない。ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスと覇権が推移し、結局「世界を獲ったのがイギリスだったから」というだけの話。「一番ケンカが強いジャイアンの使う方言を、のび太、スネ夫、しずかちゃんら全員が強要されている」みたいなものだね笑
でも、日本人の僕がいうのも何だけど、世界を占めたのが英語でよかったと思う。だって、すごく簡単だから。文型のパターンとか限られてて明快な言語だから、共通語になるには実に好都合な言葉だったと思う。日本が世界を支配して日本語が世界言語になっていれば、世界の人はきっと往生したはず笑。日本語を勉強してる外人がみんな言うことだけど、日本語が難しいのは、”表現がない”ことじゃない。逆で、表現のあまりの豊富さに、どれを使っていいのかわからなくて、戸惑ってしまうようなんだ。そう、僕がブログ書いてて大変なのもまさにそこで、表現の豊富さのなかであがきつつ、文章を絞り出してるような気がする。

ツイッターを再開したい気持ちはありますが、復帰はありません笑。
これから検閲とかますます厳しくなって表現の自由が制限されていくのは確実で、そういうなかで情報発信を続けるのはすごくイライラして、精神衛生上、よくないと思うので笑。
それに、僕は、やっぱり一臨床医だと思うのね。患者の症状に対して、患者とともに立ち向かい、治していく。そしてその経験を、ブログに書いて広くシェアしていく。実際のところ、毎日そういうことやってたらさ、ツイッターなんてやってる暇がないのよ、本当に。

タイトルとURLをコピーしました