ゲルマニウム講演会 in 新宿2

この前の日曜日、續池さん主催の講演会のために東京に行き、「有機ゲルマニウム」をテーマに話してきた。講演会場は新宿歌舞伎町にあった。会場に向かう途中で目にしたラブホテル、ホストクラブ、キャバクラの多さは圧巻で、確かに「日本一の歓楽街」の名に背かない。昼間の歓楽街を歩きながら、「一体どんな会場で話すことになるやら」と少し不安になったが、会場は普通のまじめなビルの一室でした(笑)
会場は満席で、200人近くはいただろうか。ゲルマニウムにこれだけ人々の関心が高まっているのはすばらしいことだ。
もちろん、参加者のGeに対する理解度には幅がある。「少し前に知ったばかり。体にいいらしいと聞いて興味を持った」という人から「すでに使っていてその効果を実感している。もっと理解を深めたい」という人まで、レベルは様々だろう。僕としては、全員に満足してもらいたい。ごく基本的な事柄(無機Ge、有機Ge、アサイGeの違い、アサイGeをめぐる様々な騒動、Geの安全性など)から、最新の学術論文(『Geがマクロファージの分化を誘導し抗癌作用を発揮する機序について』)まで、幅広い内容を紹介した。

無機Geと有機Geはどう違うのか?これは単純に化学の話で、炭素と結合しているかどうかの違いである。無機Geは腎毒性や神経毒性があるため、服用には適さない
アサイGeは有機Geの一種であり、無論安全である。しかし、他の有機Geはどうか?たとえば、スパイロゲルマニウム。

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抗癌作用、抗関節炎作用があるものの、神経毒性が強いため薬としては使えない。

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サヌムゲルマン(乳酸クエン酸ゲルマニウム)はどうか?検索すれば、今でもネットで購入可能だが、この商品により腎不全になったり死亡したという報告がある。

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これらの例から言えるのは、「無機Geは危険、有機Geなら安全」という単純な話ではないということだ。
1990年代、「乳酸クエン酸ゲルマニウム」により死亡者が出た。「乳酸クエン酸ゲルマニウム」は、化学式で見ると、炭素を含むという意味では、まぎれもなく「有機ゲルマニウム」である。ここから「有機Geは危険である」という認識が広がり、アサイGeもそのとばっちりを受けた。
浅井Ge研究所が件の商品を取り寄せ、分析したところ、同商品は「乳酸とGeの錯体」および「クエン酸とGeの錯体」の混合物だと分かった。錯体とは何か?化学で「結合」と言えば共有結合のことを指すことが多い。一方の分子が手を出し、もう一方の分子が手を出し、それらの手がしっかり握手する。これが共有結合だとすると、錯体は、一方の手が他方の袖をつかんでいるようなイメージである。固体の状態なら安定しているが、水に溶けるなどちょっとしたことで分解してしまう。実際、この商品も固体では安定しているが、水に溶けると、二酸化Geと乳酸(あるいはクエン酸)に分解することが分かった。つまり、「有機Geの服用による死亡」は、実際には「二酸化Geによる中毒死」だった
https://www.asai-ge.co.jp/wp/wp-content/themes/wphina/images/safety/s02.pdf

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今回の講演で僕が最も強調したかったのは、アサイGeの安全性である。サプリメント、健康食品の類で、これほど入念に安全性試験が行われているものは他にない。単回投与毒性試験、反復投与毒性試験、生殖発生毒性試験、遺伝毒性試験、抗原性試験、発癌性試験など、様々な試験が行われている。

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実のところ、これらの安全性試験は別に義務というわけではない。これほど入念な検査をしなくても、健康食品として販売する認可はおりる(実際他の有機Geはろくに安全性試験をしていない。そのくせアサイGe研究所の試験結果をまるで自社が行ったようにHPで使っていたりする。はっきり言って、それって盗用ですから)。

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さらにいうと、こうした安全性試験をひとつ実施するには、ン千万円という金がかかる。企業にとっても安くはない額である。かかった費用は、どうしても商品価格に転嫁せざるを得ない。商品が高額になっては、購入者に負担を強いることになる。しかし、それでもなお、浅井一彦博士は各種安全性試験の実施にこだわった。自分が世に出したアサイゲルマニウムが、絶対に無害かつ無毒なものだと証明したかったからだ。

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しかし、これだけ徹底した安全性試験を行っていても、政府およびマスコミがその気になれば、一民間企業を失墜させることなど、造作もないことである。
死亡者が出たのは、二酸化Geを含有する「有機Ge」であり、アサイGeは無関係である。アサイGeの安全性については、十分な検証が行われているのだから、有害性の懸念はない。しかしマスコミが求めるのは、退屈な真実ではなく、不安を煽動するネタである。死亡とまったく無関係であるはずのアサイGeが、マスコミに徹底的に叩かれることになった。さらに、マスコミの異様なバッシングは、ついに政府をも動かした。厚生省が浅井Ge研究所に立ち入り検査を行う事態にまで発展した。

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これがいかに衝撃的なことか、分かりますか?浅井博士がアサイGeを創出して以後、数えきれないほどたくさんの人が救われてきた。感謝され、愛されるべきはずの会社が、国から立ち入り検査を受けるという、屈辱的な事態が起こった

この一件以後、浅井Ge研究所は自社商品を世間にアピールすることをやめた。多くの人を救った実績がある商品でり、これからも多くの人が救われるに違いない。しかしその商品を、積極的に宣伝することをやめた。「変に目立ってはまた叩かれてしまう」立ち入り検査の衝撃は、社員一同の心に消えない傷を残した。
そんななか、同社の萎縮する空気をよそに、遠慮なくゲルマニウムの有効性を叫び出したのが、2019年の僕である(笑)

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その流れに、續池さんも加わった。アサイGeに惚れ込んだ續池さんは、なんと、アサイGe配合の独自商品を開発/販売するところまで行ってしまった(笑)

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浅井Ge研究所には、20年前の「厚生省立ち入り検査事件」を直接覚えている社員が複数いる。僕や續池さんの動きを見て、彼らの胸中は複雑である。「アサイGeを取り立ててくれるのはもちろんうれしい。しかしもうちょっとトーンを落として、、、」
でも、もうそういう時代じゃないと思う。アサイGeが注目されるのは、明らかに時代の要請だろう。発達障害、自閉症、癌、アレルギーなど、延々増え続ける現代病に対して、アサイGeほど頼もしいgame changerは他にない。僕や續池さんが、いわば“発掘”しなかったとしても、いずれ他の誰かが注目し表舞台に引きずり出されていたと思う。

僕にはちょっとした夢がある。1960年代70年代はアサイGeの黄金時代で、大学病院などでもアサイGeを使った治験が行われていたし、毎年行われるGe学会では多くの学術講演が行われていた(函館の浅井Ge研究所で多くの文献を見せてもらった)。しかし今や、かつて隆盛を誇ったゲルマニウム学会は消滅してしまった。このゲルマニウム学会を復活させたい。多くの医者にアサイGeの効果を実感してもらい、患者を救う強力無比な援軍になるのだということを知らせたい。今年コロナが終われば、来年には学会設立に向けて動きたいところだ。次は天然痘が流行るとか、そういうのがなければいいのだけれど。

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