5月25日(ワクチン接種3日前)
UNさん「院長先生、私、糖尿病もあるし血圧も高いですけど、ワクチン打っても大丈夫でしょうか?コロナにかかると怖いので、打ちたいとは思うんですが、基礎疾患があると危ないとも言いますし、実際のところ、どうでしょうか?」
院長「もちろん打ってもかまいません。というか、そういう人こそ、早急に打つべきです。今のところ6月末まで予約が埋まっています。しかし予約が空き次第、お伝えしますね」
キャンセルが出たため、急遽接種が可能に。
5月28日、ワクチン接種。
UNさんの遺族「午後4時28分に、母は父と一緒にワクチンを打ちました。待合室で30分待機し、何も問題なかったのでそのまま帰りました。夕食を食べて、テレビを見ていました。
『何か胸がつっかえる。ちょっと横になるわ』と言って、ベッドに横になりました。しばらくして、呼吸がおかしくなりました。あー、あー、と声を出すような呼吸になっていて。異常に気付いた父が、すぐにかかりつけ病院に電話しました。救急隊が来たときには、ほぼ心肺停止状態でした」
R3/5/28 20:47:15
「CPAにて救急搬送。CRP開始。
酸素15L投与開始。モニター装着。自動胸骨圧迫ルーカス装着。救急隊より左腕点滴続行。
T:33.6℃
吸引 10Frクリアサンクションにて、気管内挿管。
Dr.〇〇施行。7.0mm気管チューブ 門歯22㎝固定 3点聴診にて挿管確認。アンビューバックによる換気施行。
20:02 アドレナリン(救急隊持参)1A投与 側管よりIVP 救急隊により実施
右鼠経よりシース挿入
採血実施 NS500ml接続
20:14 アドレナリン1A 側管よりIVP 心静止
20:21 アドレナリン1A 側管よりIVP 心静止
20:25 アドレナリン1A側管よりIVP 心静止
20:36 アドレナリン1A 側管よりIVP 心静止
20:49 アドレナリン1A 側管よりIVP 心静止
20:53 アドレナリン1A 側管よりIVP 心静止
20:56 アドレナリン1A 側管よりIVP
20:58 瞳孔径=(R 7mm×L7mm) 対光反射喪失
21:02 死亡確認」
遺族「救急搬送された病院で1時間ほど心肺蘇生処置を受けましたが、意識が戻ることなく、亡くなりました。搬送先の医師は、あっさり『ワクチンのせいでしょ』という感じでした。『自分の知ってる限り、ワクチンによる死者は50人はいます』と」
R3/5/28 21:58:09
「21:02 死亡。
頭部CT著変なし 胸部CT 肺水腫(出血)
ワクチン接種3時間後の心肺停止であり、ワクチンとの因果関係をなしとしない。その他の死因が不明であることから、小医としては死亡診断書の作成は困難である。
監察医への判断に委ねることとする。
ご家族と相談。」
遺族「父は最初、『病理解剖とかこれ以上体を傷つけたくない。診断は心不全でいい』と解剖に消極的でしたが、私は理由を知りたいと思いました。父の納得を得て、母の遺体は神戸大学の法医学教室に送られることになりました。
5月31日法医解剖が行われたのですが、結果は、解剖所見上『ワクチン接種との因果関係なし』とのことでした。さらに後日、アナフィラキシーショックの可能性を調べるためにトリプターゼ検査が行われ、その結果が2日前に出たのですが、やはり『ワクチンによるアナフィラキシーショックではない』とのことでした。
『では母はなぜ死んだのでしょう?』と聞くと、『糖尿病が原因ではないでしょうか。ヘモグロビンA1cが上がっていましたし』との返答でした」
目の前に遺族に失礼ながら、僕は吹き出してしまった。そして、遺族に向かってこんな低レベルな返答をする人間が医者であることを、申し訳なく思った。
遺族「厚労省には死亡報告として上がっています。ただ、死因はあくまで推定です。『冠状動脈硬化症による虚血性心不全』です。果たして、厚労省がワクチンとの因果関係を認めてくれるかどうか。
中村先生、知り合いに血液内科の専門家はいませんか?母が救急搬送されたときに採られた血液がまだ少し残っていて、冷凍保存しています。因果関係を立証できるなら、ぜひお願いしたいです。
解剖して、因果関係なし、とされ、その二日後には葬式がありました。
私はたまらない気持ちになりました。このまま終わっていくのかな、と。ただ一人の老人が死んだ。それだけの話で終わっていくのかなと。
いけない。絶対に、埋もれさせちゃいけない。そう思って、マスコミ各社に手紙を書きました。サンテレビが反応し、告別式に取材に来てくれて、翌日に放送されました。その次の週にMBSが取材に来て、放送されました」
ワクチンを受けるきっかけになった、かかりつけ病院の院長のこと、どう思いますか?この院長が『基礎疾患のある人こそワクチンを打たないといけない』などと接種を勧めなかったら、お母さんが死ぬことはなかったわけですが。
「もちろん、残念なことです。医者はコロナワクチンの危険性について、もっと勉強して欲しい。ただ、院長に悪気がなかったことも分かります。MBSの取材に対して、院長は真摯に答えていました。院長は母と仲が良かったんです。それで母が亡くなったことで、本当にショックを受けていました。『ワクチンの危険性を知らず、安易に接種を勧めて申し訳ない』という反省の弁も聞かれました。だから院長を強く責めようとは思わない。
医療のすべてが悪だ、とは思っていません。搬送先の救急医も、ワクチンによる死亡の可能性としてすぐに報告をあげてくれて、誠実さを感じました。
ただ、医者はもっと勉強して欲しい。大半の医者が、マスコミや製薬会社の売り口上をそのまま信じていることに驚きます。知っておいて欲しいのですが、我々一般人にとっては、医者が最後の砦なんです。打とうかどうか迷っている人も、主治医に最後、『打ったほうがいい』と背中を押されたら、打ちます。医者はもう少し、責任の大きさを自覚してください」
コロナワクチンで母を亡くした長女さんと次女さん、そしてそれぞれの旦那さん、合計4人が当院に来院され、遺族としての感情を吐露された。
他人事ではない。他ならぬ、自分の母(あるいは義母)を亡くした人々である。言葉のひとつひとつが重く、診察室に涙の雰囲気が漂うことも一再ならずあった。
接種から2時間半で亡くなっても因果関係を認めない。さらに、報告されているだけでも、接種により556人が亡くなった。すでに現時点で、史上最大の薬害事件になることが確定している。
それでも、ワクチン接種は中止にならない。
それどころか、積極的な接種が励行されている。
狂気である。はっきり、異常事態である。
僕らにできることは何か?
声を上げることである。そして、団結することである。一人一人の声は小さくても、多くの人の声は小さくない。
近々、高橋徳先生らとコロナワクチン被害者の会を立ち上げることになった。病院の医師に因果関係を認めてもらえず、報告されていない死亡が山のようにあるはずである。そういう声を、できるだけ拾い上げる組織にしたい。
本格的に動き始めれば、またお伝えしますね。