10代男性
「小学生の時に同級生から「口が曲がっている」と茶化され、ひどくいじめられたことがあります。それがきっかけで僕はずいぶん引っ込み思案になりました。それ以前はもっと社交的で活発な子供だったんだけど。
コロナが始まってマスクの着用が一般的になりました。口元を隠してのコミュニケーションが、むしろエチケットになったわけです。正直、救われました。口は僕のコンプレックスですから。コロナのせいで心を病む人がいるって聞きますが、僕の場合、逆です。去年から学校に堂々と通学できるようになりました。友人と笑いあったり活発にコミュニケーションできるようになりました。笑いあうといっても口元を隠してますけど。でもマスクのおかげで口元が見られないので、ほっとするんです」
なるほど、こういう人もいるのか、と思った。確かに、口元にコンプレックスのある人にとっては、今の時代はすごく生きやすいだろう。どんな状況であれ、それがメリットになるような人がいるものなんだな。
コロナ禍で”マスク美人”という言葉も生まれた。マスクしてるおかげで、女性として魅力の上がる人がいる。僕ら、見えない部分は脳内で勝手に補正するもので、ときにはその人の実際よりも美しい補正をしてしまったりするものだから。
コロナ禍で口紅、ほほ紅の売り上げが下がっているという。当然のことだろう。わざわざメイクせずとも、男たちが都合のいい”脳内補正“をしてくれるのだから、口元に自信のない女性陣にとってはこんなにありがたい話はないよね(笑)
こんな人もいたな。
50代女性
「夫がアルコール依存症です。日中は一応仕事に行けています。ガードマンの仕事をしていますが、朝から一杯ひっかけています。「ちょっと。さすがに朝からは」って私がたしなめても、「いや、マスクしてるから絶対にバレない」って。顔色や酒の臭気を隠せる分、マスクが好都合みたいで、そのせいか、コロナでますますお酒が増えました」
勤務医時代、こういう先生がいたな。オンコールのときは、酒を飲まずに自宅待機、というのがルールである。救急で呼ばれたらすぐにも病院に行かないといけないから。しかし呼び出しがない可能性に賭けて、この禁を破って飲み会に参加する先生がいる。こういうときに限って電話がかかってくるものである。せっかくほろ酔いで気持ちがいいところ、しぶしぶ病院に駆けつけるわけだけど、こういうときの医者は必ずマスクを着けている。酒で火照った顔と臭気を隠すためだ。高学歴の医者も、アルコール依存症患者とやってることがまったく同じだっていう(笑)
僕も朝ひげを剃るのが面倒なときとか、顔を隠すためにマスクしてた。当時はマスクの害に無知だったから、マスクするのに何の抵抗もなかった。
でも今はそうではない。
僕にとってコロナでありがたかったことのひとつは、マスクの有害性に気付けたことだ。コロナ以前は、マスクのことを「何かしらありがたいもの」だと思っていた。でも、コロナがきっかけでマスクについての各種文献を渉猟するようになって、マスクの危険性を知った。
たとえばこんな記事。
https://www.ecotextile.com/2021040127603/dyes-chemicals-news/exclusive-chemical-cocktail-found-in-face-masks.html
長い文章だけど、ちょっと訳してみよう。
ドイツの科学者が警告している。「ある種のマスクを長期間着用することで、危険な化学物質や有害なマイクロプラスチックを肺の奥深くに吸引してしまう可能性がある」
Michael Braungart教授によると、「マスクを着用すると、無意識のうちに、発癌物質、アレルゲン、微細な合成マイクロ繊維(布製サージカルマスク、不織布サージカルマスクのいずれからも)を吸入するリスクがあることを我々は発見しました」
Dieter Sedlak博士も同様の警告をしている。同博士は、サージカルマスクにフルオロカーボン、ホルムアルデヒド、その他の発癌物質が高濃度に含まれていることを発見した。「私が言えることは、私もBraungart教授と同じ危機感を持っているということだけです」
Sedlak博士は繊維に含まれる化学物質の研究を40年続ける、この道のベテランである。様々な新素材、新商品の開発にも携わってきた。
Braungart教授、Sedlak博士の両者が懸念しているのは、世間の思い込み(「マスクを長時間着用すべき」)である。特に、学童、工場労働者、運転手などは、化学物質やマイクロプラスチックに肺が長時間曝露されることで、大きなリスクがあるのではないか、それはコロナウイルスへの曝露予防という、短期間のリスクをはるかに上回るのではないか、という懸念である。
「我々が鼻や口から吸引しているのは、実際のところ、危険な物質です」とBraungart教授は言う。教授はサージカルマスクを調べ、フォルムアルデヒドや蛍光増白剤のみならず、既知の発癌物質アニリンが含まれていることを発見した。フォルムアルデヒドや蛍光増白剤はEU当局や米国当局によりその使用量をppm( parts per million)単位で厳しく規制されている。
Sedlak博士は、Braungart教授とは独立に、同様の発見をした。つまり、2-ブタノンオキシム(発癌物質)などの化合物が、フェイスマスクに含まれるパーフルオロカーボン(PFCs)の架橋剤として使われるジイソシアネートを阻害することを証明した。PFCsは油分や水の撥水剤として繊維に使用されるが、PFCsの副産物は生体内に残留することが知られており、その使用はやはり、EU当局や米国当局により厳しく規制されている。昨年、米国の科学者らがPFAS(多価フッ化物)を、一群の化学物質として指定し、その有毒性、環境毒性のため、不必要な使用を制限すべきだとの声明を発表した。
「正直なところ、まさかマスクからPFCsが検出されるとは思ってもいませんでした。しかし我々の研究室にはこれらの化学物質を感知する技術があって、比較的容易に同定することができました。これは大問題です」とSedlak氏。「恐らく撥水作用を期待して意図的に添加されているのだと思います。エアロゾルの飛沫に含まれるウイルスをはじく作用もあるかもしれません。しかし顔、鼻、粘膜、目にとって、PFCsは好ましくありません」
Sedlak氏が見出したのはPFCsばかりではない。フォルムアルデヒドやアセトアルデヒドなど、PFCの架橋剤として使われる物質が検出され、さらに、GCMSクロマトグラムでは「そのほかの化学物質に由来する数百のピークが見られた」という。
おもしろい記事だけど、長いのでここまで。内容を一言でまとめると、
「マスクは発癌物質の満員電車やー!(彦摩呂風)」ということです。
でも個人的に僕が一番心配しているのは、マスクの心理面への危険性。
「米軍はいろんな実験をやっていて、すでに兵隊を使ったこんな実験がある。敵兵が自分たちと違う身なりをしていると、共感、思いやり、恐怖といった感情を40%感じにくくなる。敵兵が顔を覆っていると、その人物と意思疎通することが平均60%困難になる。これは実戦とも訓練とも無関係である。つまり、「ただ人間の脳が、そのように作動してしまう」ということである。
米軍のこの実験が、我々にどんな意味を持つと思いますか?
コロナですよ。コロナ禍の、この、マスクが当たり前という状況。これが長期間続けば、たとえば1年とかあるいは5年とか続けば、マスクは我々人間の他者認知を、生物学的な意味で、すっかり変えてしまうだろう。
このまま全員が顔を覆うことを続ければ、我々の子供世代は、ざっと50%暴力傾向が強まり、50%共感能力が低くなる。同じ人間、同じ仲間を、5割方人間とも思わなくなるだろう」
参考:David Grossman『殺人の心理的コスト』(On Killing)
マスクが人間の心を変える。発癌性も怖いけど、僕としてはこっちのほうがはるかに怖いと思う。特に子供へのダメージは深刻だろう。
別にわざわざ米軍がこんな実験をせずとも、支配者たちはマスクのこうした効果を十分に理解し、使っていた。
奴隷は、マスク、猿ぐつわなどで口元を覆われ、その自由を奪われる。これは洋の東西を問わずに大昔から行われてきた。顔を見せさせないことで、感情の発露を殺す。いわば、人間であることをやめさせているわけだ。
「マスクはワクチン」だってさ(笑)どっちもやらねえよバカヤロー。
あと、コロナでよかったことは、テレビが有名人や芸能人を使ったプロパガンダ装置だってことが分かったこと。まぁ前から分かってはいたけど、コロナであからさまにはっきりした。